トヨタRAV4の購入して後悔するポイントはあるのかな・・・?
一方で、「もっと事前に知っておけば良かった」と感じる点も少なくありません。
広々とした室内は快適でも、大きなボディサイズが日常の取り回しで思わぬストレスになることも。
本記事では、RAV4のメリットだけでなく、と注意点を徹底解説します。自分のライフスタイルに合った賢い選択ができるよう、必要な情報をお届けします。
RAV4を買った後に後悔しないための注意点
- RAV4のメリットとデメリット
- 小回りがきくのか
- RAV4はかっこ悪いという評価は本当か
- 駐車場問題:入らないケースも
RAV4のメリットとデメリット

RAV4は多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。まずメリットとして特筆すべきは広い室内空間と大容量のラゲージスペースです。580Lという荷室容量はクラストップレベルで、アウトドアや旅行、ファミリー利用に最適な環境を提供します。
また、高い走行性能と走破性も大きな魅力です。TNGAプラットフォームによる高いボディ剛性や安定したコーナリング性能により、舗装路でも悪路でも安定した走りを実現しています。特にオフロードも走破できる4WDシステムは、アウトドア志向の方には大きな強みとなるでしょう。
さらに、ハイブリッドモデルやPHEVモデルでは低燃費とリセールバリューの高さも評価されています。加えて、プリクラッシュセーフティや緊急時操舵支援など先進安全機能が全車標準装備されており、安全面での信頼性も高いです。
一方で、RAV4にはいくつかのデメリットも存在します。全幅が1,855mmを超えるボディサイズの大きさから、狭い道や駐車場での取り回しに苦労することがあります。特に都市部では注意が必要です。
また、2WDモデルはエントリーグレードのみでの設定となっており、上位グレードの快適装備やオプションが選べないという制限があります。ガソリン車については車重に対してやや力不足を感じることがあり、燃費もハイブリッドほど良くありません。
車両本体価格が高めなのも検討時のネックとなる場合があります。特にハイブリッドや上位グレードになると400万円を超えることもあり、コストパフォーマンスを重視する方には慎重な判断が求められます。
ハイブリッド車を選ぶ場合は、将来的にバッテリー交換が必要になる可能性があり、そのコストも視野に入れておくべきでしょう。
このように、RAV4は「広さ」「走破性」「安全性」「運転のしやすさ」など多くのメリットを持つ反面、サイズの大きさやグレード・装備の選択肢、価格面などは事前にしっかり確認しておくことが重要です。
小回りがきくのか

RAV4の小回り性能については、結論から言うとミドルサイズSUVとしては十分な性能を持っていますが、コンパクトカーや小型SUVと比べると制約があります。具体的には、RAV4の最小回転半径は17/18インチタイヤ装着車で5.5m、19インチタイヤ装着車で5.7mとなっています。
この数値はミドルサイズSUVの中では標準的で、Uターンや狭い道、駐車場での取り回しも比較的しやすい部類に入ります。実際のユーザーからも「思ったより小回りがきく」「運転しやすい」との評価があり、女性ドライバーや運転が苦手な方にも扱いやすいという声が聞かれます。
しかし、注意すべき点もあります。RAV4は車幅が約1,855mmと大きめのため、都市部の狭い駐車場や機械式駐車場では物理的な制約を受ける場合があります。コンパクトカーや小型SUVと比較すると、やはり取り回しやすさでは劣るため、「絶対的な小回り重視」の方には向いていないかもしれません。
ミドルサイズSUVの中では小回りがきく部類に入るRAV4ですが、日常使用での取り回しについて不安がある場合は、購入前の試乗で実際の感覚を確かめることをおすすめします。特に普段の生活で使う道路や駐車場での感覚を確認できると、より正確な判断ができるでしょう。
また、タイヤサイズによって最小回転半径が異なるため、小回りを重視する場合は17/18インチタイヤ装着モデル(最小回転半径5.5m)の方が有利です。19インチタイヤ装着のアドベンチャーグレードなどは0.2m大きくなり、若干小回り性能が落ちます。
一般的なUターンや駐車場での使用には十分対応できるRAV4ですが、車幅や全長が大きいので、都市部や狭い駐車場では事前にスペースを確認することが大切です。「大きい車だけど意外と小回りがきく」と感じるユーザーが多く、SUVの中では比較的扱いやすいモデルと言えるでしょう。
RAV4はかっこ悪いという評価は本当か

RAV4のデザインは、「かっこ悪い」というよりも「精悍」「ワイルド」「タフ」といった評価が圧倒的に多く、実際にはかっこいいと感じるユーザーが多数派です。SUVらしいゴツくてアウトドアが似合うデザインと重厚感のある外観は、SUV愛好家から高い支持を得ています。
現行の5代目RAV4は「クロスオクタゴン」という独自の造形テーマを採用しており、力強さや機能美を意識したスタイリングが特徴的です。これにより、単なる都会派SUVとは一線を画す個性を確立しています。
また、グレードによって異なる表情を見せるのも魅力の一つです。「Adventure」などのグレードではオフロード感やスポーティさが強調されており、用途や好みに合わせて選べる柔軟性も評価されています。シャープで都会的なデザインや質感の高い内装は、女性や若い世代からも支持を集めているのです。
一方で、「高級感はあまり感じられない」「黒基調でオレンジのアクセントが好みを分ける」といった意見も存在します。角ばったデザインや大きなボディが「好みではない」「ゴツすぎる」と感じる方もいるでしょう。
しかし、エアロパーツやカスタムで自分好みに仕上げることができる点も、RAV4の魅力として挙げられます。ホイールやグリルなどをカスタマイズすることで、より個性的で「かっこいい」と感じる愛車に仕上げることが可能です。
このように、RAV4は「かっこ悪い」と評価されることはほとんどなく、むしろSUVらしい力強さやアクティブなイメージが「かっこいい」と多くのユーザーに支持されています。ただし、デザインの好みは人それぞれですので、実車を見て自分の感性に合うかどうかを確認することをおすすめします。
駐車場問題:入らないケースも

RAV4と駐車場の相性については、一般的な平面駐車場や立体駐車場であれば問題ないものの、機械式駐車場には入れないケースが非常に多いという実態があります。特に都市部やマンションの機械式駐車場利用を想定している場合は、注意が必要です。
具体的には、日本の標準的な駐車スペース(平面駐車場)の幅は約2,500mmであるのに対し、RAV4の全幅は1,855mmです。そのため物理的には余裕を持って駐車可能ですが、隣の車との間隔が狭くなりやすく、ドアの開閉時には注意が必要となります。
また、一般的な立体駐車場であれば、高さ制限が2.0m~2.5m程度であることが多く、RAV4の全高(約1,685mm)でも問題なく入庫できるでしょう。
しかし問題となるのが機械式駐車場です。多くの機械式駐車場では「全幅1,850mm以下」「全高1,550mm以下」などの制限があり、RAV4(全幅1,855mm・全高1,685mm)はこれらの制限をオーバーしてしまうケースがほとんどです。都市部やマンションの駐車場では機械式が多いため、「駐車場に入らない」というトラブルが発生しやすくなっています。
実際に「入庫できずに駐車場を変更した」「管理会社からクレームが出た」などの事例も報告されています。このような状況を避けるためには、RAV4購入前に普段利用する駐車場や契約予定の駐車場のサイズ制限を必ず確認することが重要です。
もし機械式駐車場を利用する場合は、管理者に「RAV4が入るか」事前に問い合わせることをおすすめします。平面駐車場や屋外駐車場なら問題なく使えることが多いですが、都市部では駐車場探しに苦労する可能性があることも頭に入れておくべきでしょう。
このように、RAV4と駐車場の関係は「どのタイプの駐車場を利用するか」によって大きく変わってきます。購入前の確認と対策で、後々のトラブルを避けることができるでしょう。
RAV4を購入して後悔したくない人へのアドバイス
- 買ってよかったと感じるポイント
- 後悔しないためのグレード選び
- RAV4とカローラクロス、買うならどっち
買ってよかったと感じるポイント

RAV4オーナーの多くが「買ってよかった」と高く評価しており、その理由はいくつかの明確なポイントにまとめられます。まず筆頭に挙げられるのは、多用途性と信頼性です。通勤からレジャー、アウトドアまで幅広く使えることで、日常のあらゆるシーンで活躍してくれる点が高評価を得ています。
また、広い室内空間と大容量の荷室も、RAV4の魅力として多くのオーナーが言及するポイントです。クラストップレベルの荷室容量は、家族での旅行はもちろん、キャンプ道具やアウトドア用品、大型の買い物なども余裕で積み込めます。後部座席に大人が座っても十分な居住空間があるため、長距離ドライブでも快適に過ごせるのも大きな利点です。
走行性能と安心感も見逃せない魅力です。高い車高と安定した走行性能により、悪天候や雪道でも安心して運転できるという声が多く聞かれます。特に4WDモデルは、オフロードや雪国での使用においてその真価を発揮します。
燃費の良さも、特にハイブリッドモデルを選んだオーナーからは高い満足度が報告されています。大型SUVでありながら、街乗りでも長距離運転でも経済的に運用できる点は、維持費を気にする方にとって大きなメリットと言えるでしょう。
デザイン面でも、SUVらしいタフで力強い外観が「かっこいい」と評価されています。道で見かけたときの存在感や、駐車場で戻ってきたときに感じる所有満足感は、多くのオーナーが語る喜びの一つです。
さらに、大きなボディにもかかわらず、視界の良さにより運転のしやすさを実感するオーナーも多くいます。アイポイントが高く周囲の見通しが良いため、安心感があり、運転による疲労感も軽減されるという声もあります。
耐久性とリセールバリューの高さも、長期的な視点で見たときの大きなメリットです。トヨタ車としての信頼性の高さと、中古市場での評価の高さは、購入の決め手となることが少なくありません。
実際のオーナーからは「通勤からレジャーまで不満らしい不満の出てこない良い車です」「多様な用途に適応する能力が高く評価されています」「運転席からの視界が高くて広いので、安心感があります」といった声が寄せられています。
このように、RAV4は多用途性、広い室内・荷室、走行性能、燃費、デザイン、運転のしやすさなど、様々な面で高い満足度を得ている車両です。アウトドアやファミリー用途、信頼性を重視する方には特におすすめの一台と言えるでしょう。
後悔しないためのグレード選び

RAV4を購入する際、適切なグレード選びが後悔を防ぐ重要なポイントになります。一口にRAV4と言っても、様々なグレードが用意されており、それぞれに特徴があります。ここでは、後悔しないためのグレード選びのポイントをご紹介します。
まず駆動方式について考えましょう。RAV4は2WDと4WDの選択肢がありますが、これは使用環境によって決めるのが賢明です。雪国在住の方や、頻繁に悪路・未舗装路を走行する方は4WDが適しています。しかし、主に都市部や舗装路での使用が中心で、雪道をほとんど走らない方にとっては、2WDで十分かもしれません。4WDは価格が高く燃費も若干落ちるため、必要性をよく考えましょう。
動力系統もポイントです。RAV4は大きく分けてガソリン車、ハイブリッド車、PHEVの3タイプがあります。購入予算と維持費のバランスを考えると、ハイブリッドは初期費用はやや高めですが、燃費の良さで長期的にはお得になることが多いです。一方、ガソリン車は価格がリーズナブルですが、燃費面ではハイブリッドに劣ります。PHEVは日常の短距離移動であればガソリンをほとんど使わず運用できますが、価格は最も高くなります。
装備グレードについては、標準的な「X」、上質感ある「G」、スポーティな「G"Z"」、アウトドア志向の「Adventure」など多彩な選択肢があります。ここで重要なのは、自分にとって本当に必要な装備は何かを見極めることです。例えば、パワーシートやナビゲーションシステムなど、実際にどれだけ使うかを考え、必要最小限の装備で抑えることも賢明な選択です。
また、2WDはエントリーグレードのみの設定となるため、上位グレードの装備を希望する場合は4WDを選ぶ必要があります。こうした制約も踏まえて検討しましょう。
内装や外観にこだわりがある場合は、上位グレードや特別仕様車も検討に値します。ただし、価格も上昇するため、見た目の満足度と予算のバランスを取ることが大切です。
実際の購入方法にも選択肢があります。現金一括購入のほか、ローンやカーリースなど、初期費用を抑えたい場合はこれらの選択肢も検討する価値があります。特にカーリースは定額で維持費が予測しやすいメリットがあります。
最後に、試乗は必須です。カタログスペックだけでなく、実際に運転して「自分に合っているか」を確かめることで、後々の後悔を防ぐことができます。特に視界の良さやシートの座り心地、操作性などは実際に体感することが重要です。
このように、RAV4のグレード選びは「駆動方式」「動力系統」「装備グレード」「購入方法」などを総合的に考慮し、自分のライフスタイルと予算に合ったものを選ぶことが、後悔しない選択につながります。
RAV4とカローラクロス、買うならどっち

RAV4とカローラクロスはどちらもトヨタのSUVですが、選ぶ基準としては「アウトドアや積載性・走破性重視ならRAV4、街乗りやコスパ・取り回し重視ならカローラクロス」と考えるとよいでしょう。どちらも優れた車ですが、用途や優先したいポイントによって最適な選択は異なります。
まず、ボディサイズの違いが重要なポイントです。RAV4は全長4,600mm超、全幅1,855mm超とカローラクロス(全長4,490mm、全幅1,825mm)よりも大きめです。この違いは室内空間と荷室容量に直結しており、RAV4の荷室容量は580Lと広大なのに対し、カローラクロスは487Lとやや控えめです。
パワーと走破性についても差があります。RAV4は2.5Lハイブリッドやプラグインハイブリッドモデルを用意し、パワフルな走りと高い4WD性能を誇ります。一方、カローラクロスは2.0Lハイブリッドが中心で、4WDはハイブリッドモデルのみの設定です。
また、燃費面ではカローラクロスの方が優れています。カローラクロスのハイブリッドモデルは21~26km/Lという良好な燃費を実現しているのに対し、RAV4のハイブリッドは21km/L前後となっています。
価格帯にも大きな開きがあります。RAV4は274万~402万円(上級グレードはさらに高額)、カローラクロスは199万~319万円と、カローラクロスの方がコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。
取り回しについては、カローラクロスの方が小回りがきき、狭い道や駐車が楽という明確な利点があります。RAV4も小回りは悪くないですが、大きさが全体的なネックとなることも。
デザインについても異なる魅力があり、RAV4はワイルドでアウトドア向き、カローラクロスは都会的でシンプルなデザインとなっています。装備面では、RAV4は上級装備が豊富である一方、カローラクロスは価格の割に必要十分な装備が整っています。
このように、それぞれに異なる魅力があるため、以下のような基準で選ぶとよいでしょう。アウトドアやキャンプが好きな方、長距離ドライブで荷物をたくさん積む方、高速道路や山道などでパワーや安定感を重視する方にはRAV4が向いています。
一方、街中や狭い道、駐車場での取り回しを重視する方、維持費や燃費、購入価格を抑えたい方、ファミリーユースや普段使いが中心の方には、カローラクロスがより適しているでしょう。
どちらも優れたSUVですが、「自分と家族の使い方」「予算」「駐車環境」などをよく考え、実車を見て試乗することが最適な選択につながります。
総括:RAV4購入の後悔ポイントとその対策まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 全幅1,855mmの大きさから都市部の駐車場で苦労することがある
- 機械式駐車場には入らないケースが非常に多い
- 駐車場トラブルを避けるため事前に駐車スペースの確認が必須
- 狭い道や住宅街では慎重な運転が求められる
- 2WDモデルはエントリーグレードのみで装備選択に制限がある
- ガソリン車は車重に対してやや力不足を感じることがある
- 車両本体価格が高めでコストパフォーマンスを検討すべき
- ハイブリッドは将来的にバッテリー交換コストも視野に入れるべき
- 19インチタイヤ装着車は最小回転半径が5.7mと小回り性能がやや低下
- バック駐車の際には距離感をつかむまで練習が必要
- 運転初心者には「大きすぎて運転しにくい」と感じる可能性がある
- 視界の良さを活かすため運転支援装備の活用が効果的
- 角ばったデザインや黒基調のアクセントが好みを分けることもある
- グレード選びでは駆動方式・動力系統・装備を総合的に検討すべき
- 購入前に実車での試乗体験で使用感を確認することが重要