新型フリードの盗難率は?最新データと必須の盗難防止策

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新型フリードの盗難率は?最新データと必須の盗難防止策

フリードって盗まれやすいのかな…

愛車選びで無視できないのが「盗難リスク」です。盗難についての知識は、安心なカーライフを支える重要なポイントといえます。

この記事では、最新の公式データに基づき、フリードの盗難リスクの客観的な現状を分析します。

さらに、新型フリードのセキュリティアラーム性能から、盗難防止策まで分かりやすく解説します。

記事のポイント

  • フリードの盗難リスク
  • 盗難防止策と推奨防犯グッズ
  • セキュリティアラームの誤作動原因
  • 新型フリードに標準搭載されたセキュリティ機能

ホンダ・フリードの盗難率は低い?現状と傾向

  • 新型フリードの盗難リスクはどのくらい?
  • ホンダの盗難されやすい車
  • 車が盗まれる時間帯【いつが最も危険か】

新型フリードの盗難リスクはどのくらい?

新型フリードの盗難リスクはどのくらい?
カーライフジャーニー・イメージ

結論から申し上げますと、2025年現在の車両盗難に関する各種統計において、ホンダ・フリードが盗難されやすい車種ランキングの上位に入ることは稀です。実際に、一般社団法人 日本損害保険協会が発表した第26回「自動車盗難事故実態調査」を見ても、ワースト1位のランドクルーザーをはじめ、アルファード、プリウスといった特定のトヨタ・レクサス車が上位を独占しており、フリードはランク外となっています。

しかし、「ランキングに入っていないから絶対に安全」と結論づけるのは非常に危険です。警察庁の公式統計によると、一時は減少傾向にあった自動車盗難の認知件数が、近年再び増加に転じています。この背景には、「CANインベーダー」「リレーアタック」といった、自動車の電子システムを悪用する極めて巧妙な盗難手口の蔓延があります。

巧妙化する盗難手口の脅威

CANインベーダーとは、車の配線に特殊な機器を接続し、ドアロック解除やエンジン始動の信号を不正に送り込む手口です。アラームを鳴らさずに数分で盗み出すことが可能で、純正セキュリティへの過信は禁物です。

リレーアタックは、スマートキーが発する微弱な電波を特殊な機器で増幅(リレー)し、車が「キーが近くにある」と誤認させて解錠・エンジン始動する手口です。自宅の玄関などにキーを置いていると、屋外から電波を盗まれる危険性があります。

新型フリードのような人気ファミリーカーも、決して盗難のターゲットから外れているわけではありません。特に発売から数年間の新型モデルは中古車市場での需要が高く、海外への不正輸出ルートに乗せる目的で窃盗団に狙われる可能性は常に存在します。フリードの盗難率は統計上高くはないものの、車両盗難を取り巻く全体の状況は深刻化しており、すべてのドライバーが防犯意識を持つべき時代だと言えるでしょう。

ホンダの盗難されやすい車

ホンダの盗難されやすい車
カーライフジャーニー・イメージ

フリード自体は盗難ランキングの常連ではありませんが、視野を広げてホンダ車全体を見てみると、残念ながら窃盗団から高い関心を寄せられている車種も存在します。これらの車種がなぜ狙われるのかを知ることで、ご自身のフリードを守るためのヒントが見えてきます。

現在、特に注意喚起がなされているホンダ車は以下の通りです。

海外需要がリスクを高めるSUV・スポーツモデル

ヴェゼルは、初代モデルからコンパクトSUVとして国内外で絶大な人気を誇ります。特に東南アジア市場での需要が根強く、不正輸出を目的とした組織的な盗難グループのターゲットになりやすい傾向があります。

また、シビック(特にタイプR)に代表されるスポーツモデルは、昔からの熱狂的なファンが多く、パーツ単体でも高値で取引されます。近年では、アメリカの「25年ルール(製造から25年経過した右ハンドル車も輸入・登録できる規制)」により、1990年代の高性能モデル(EK9型など)の価値が急騰し、海外の窃盗団からも狙われています。

国内での転売・部品取りが目的のミニバン・コンパクトカー

ステップワゴンオデッセイといったミニバンは、ファミリー層からの安定した需要があり、国内の中古車市場で高い価値を維持しています。また、フィットのようなコンパクトカーも、その販売台数の多さから部品の需要が高く、「ヤード」と呼ばれる解体施設でバラバラにされ、部品として国内外に売却されるケースが後を絶ちません。

皮肉なことに、これらの車種に共通する「高い耐久性」「信頼性の高いエンジン」「優れたデザイン」といったホンダ車の魅力そのものが、窃盗犯にとっての魅力にもなってしまっているのです。「価値が高い=狙われやすい」という現実は、しっかりと認識しておく必要があります。

車が盗まれる時間帯【いつが最も危険か】

フリードが盗まれる時間帯【いつが最も危険か】
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効果的な盗難対策を講じるためには、犯行が行われやすい時間帯を把握し、その時間帯に特に警戒を強めることが重要です。各種統計データが明確に示している最も危険な時間帯、それは「深夜から早朝にかけて(夜22時~翌朝9時)」です。

前述の日本損害保険協会の調査でも、この時間帯に全盗難被害の約6割が集中していることが明らかになっています。なぜこの時間帯が突出して危険なのでしょうか。

時間帯別の盗難発生割合と犯行の背景

時間帯割合特徴と犯人側の心理
深夜~早朝 (22:00~9:00)約59%人通りが絶え、多くの人が就寝中。犯行が発覚しにくく、盗難から発覚までの時間を最大限に稼げるため、犯人にとって最も好都合。
日中 (9:00~17:00)約27%大型商業施設やコインパーキングなどが主な現場。多数の車と人の出入りで監視の目が分散し、犯人が紛れ込みやすい。短時間駐車の油断も狙われる。
夜間 (17:00~22:00)約8%帰宅直後や、食事・買い物などで短時間家を空けたタイミングを狙われる。スマートキーの電波が届く範囲に車を停めていると危険。
不明約6%-

深夜帯に犯行が集中する最大の理由は、やはり「発覚リスクの低さ」にあります。特に、防犯カメラや照明が少ない屋外の月極駐車場や、戸建て住宅のオープンな駐車場は、窃盗団にとって格好のターゲットとなり得ます。

一方で、日中にも3割近い被害が発生しているという事実は、現代の盗難対策の難しさを物語っています。「夜間だけ気をつければ良い」という考えはもはや通用しません。どの時間帯であっても、駐車する際には必ずエンジンを切り、施錠を徹底し、可能であれば追加の防犯対策を講じることが、愛車を守るための最低限の務めと言えるでしょう。

フリードの盗難率を下げる標準装備と使い方

  • フリードのセキュリティアラームは標準装備?
  • ホンダのセキュリティアラームはいらないとの声も
  • フリードのセキュリティアラーム誤作動の原因
  • フリードの警告音一覧と意味
  • フリードの盗難防止システムの解除方法
  • ホンダの盗難防止システムはどうやって解除する?

フリードのセキュリティアラームは標準装備?

フリードのセキュリティアラームは標準装備?
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はい、Honda公式サイトの装備一覧で明記されている通り、2024年以降に販売されている新型ホンダ・フリードでは、全グレードに「セキュリティアラーム」と「イモビライザー」が標準で装備されています。これは、購入時に特別なオプションを選択しなくても、現代の車として必須の基本的な盗難防止機能がしっかりと備わっていることを意味します。

フリードの標準セキュリティ機能の仕組み

イモビライザー
これは、キーと車がお互いの「暗号」を照合する電子的な認証システムです。キーに埋め込まれたICチップが持つ固有のIDコードを、エンジンコンピューターが正規のものとして認識しない限り、燃料供給や点火がカットされ、エンジンを始動できません。たとえ物理的に鍵穴が破壊されても、不正なキーではエンジンがかからないため、盗難防止の根幹をなす重要な機能です。

セキュリティアラーム
こちらは、車の「防犯ブザー」のような役割を果たします。施錠された状態で、スマートキーを使わずに不正な方法でドアやテールゲート、ボンネットが開けられると、車両のホーンが断続的に鳴り響き、ハザードランプが激しく点滅します。大きな音と光で周囲に異常事態を知らせ、犯人を威嚇して犯行を断念させる効果を狙ったものです。

これらの電子セキュリティが標準装備されているため、フリードは素人による衝動的な犯行に対しては非常に高い防御性能を持っています。しかし、前述の通り、プロの窃盗団はこれらのシステムを無力化する技術や機器を持っています。したがって、標準装備はあくまで「第一の壁」と捉え、ハンドルロックなどの物理的な「第二の壁」を組み合わせることが、現代の盗難対策の常識となっています。

ホンダのセキュリティアラームはいらないとの声も

ホンダのセキュリティアラームはいらないとの声も
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フリードに標準装備されているセキュリティアラームは、盗難抑止に貢献する有効な機能ですが、一部のユーザーからは「いらない」「むしろ無い方が良い」といったネガティブな意見が聞かれることも事実です。なぜ、防犯のための機能がそのように評価されてしまうのでしょうか。

不要論の背景にある「誤作動」と「無力感」

最も大きな理由として挙げられるのが、「意図しない場面での誤作動」です。例えば、強風で車体が揺れたり、近くで花火や雷が鳴ったりした際の振動や音圧、あるいは立体駐車場で他の車が動いた際の気圧の変化、さらには猫がボンネットに乗っただけの些細な衝撃で、突然けたたましい警報音が鳴り響くことがあります。特に夜間の閑静な住宅街や集合住宅の駐車場では、近所迷惑を気にして精神的な負担に感じるユーザーも少なくありません。

もう一つの理由は、プロの窃盗団に対する「無力感」です。前述のCANインベーダーのような手口では、そもそもアラームを作動させることなくシステムに侵入するため、警報が鳴ることはありません。また、たとえアラームが鳴ったとしても、犯行に手慣れた窃盗団はそれを想定済みであり、数分で音を止める技術を持っているか、あるいは「どうせ誰も気にしない」と知っているため、臆することなく犯行を続行します。

それでもアラームが必要な理由

しかし、純正アラームが完全に無意味というわけではありません。計画性の低い衝動的な車上荒らしや、初心者レベルの窃盗犯に対しては、大きな音と光による威嚇効果は依然として有効です。犯罪者は人目につくことや騒ぎになることを最も嫌います。何もない状態に比べれば、アラームが装備されている方が遥かに安全性が高いことは間違いありません。

フリードのセキュリティアラーム誤作動の原因

フリードのセキュリティアラーム誤作動の原因
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意図しないタイミングで愛車のアラームが鳴り響くと、誰でも驚き、焦ってしまいます。しかし、フリードのアラームが誤作動する原因はある程度パターン化されており、その理由と対処法を知っておくだけで、いざという時に冷静に対応できます。

誤作動を引き起こす主な原因を掘り下げてみましょう。

アラーム誤作動の5大原因とメカニズム

  1. 半ドア状態での施錠
    ドアやトランクが完全に閉まっていないと、ロックはかかっても車体との間にわずかな隙間が残ります。この状態で風が強く吹いたり、車が振動したりすると、ドアが動いて室内のセンサーが「不正な侵入」と誤認することがあります。
  2. スマートキーの電池切れ・電波干渉
    キーの電池が消耗すると、車両との通信が不安定になります。また、強い電波を発する施設の近く(テレビ塔や変電所など)では、電波干渉が起こることも。このような状況で物理キーで解錠すると、不正な操作と見なされ警報が鳴ります。
  3. 車内からのロック操作
    施錠後に、車内に残った同乗者(特に子供)が内側からドアを開けようとすると、システムは外部からの不正なこじ開けと区別がつかず、異常を検知して警報を発します。
  4. 車両バッテリーの電圧低下
    車の電子機器は安定した電圧で正常に動作するように設計されています。バッテリーが古くなったり弱ったりして電圧が不安定になると、セキュリティシステムが予期せぬ動作を起こし、誤作動の原因となります。
  5. センサー周辺の異常
    ボンネットの開閉を検知するセンサーのゴム部品が劣化して接触不良を起こしたり、傾斜センサーが搭載されている場合に、坂道や不安定な場所に駐車したりすることも、誤作動の一因となり得ます。

冷静な対処が鍵!誤作動時の対応フロー

もしアラームが鳴ってしまったら、まずは落ち着いてスマートキーの「解錠」ボタンを押してください。ほとんどのケースでは、この操作で警報はすぐに停止します。それでも鳴りやまない場合は、一度車に乗り込み、ブレーキペダルを踏んでエンジンを始動させましょう。これによりシステムが正常にリセットされます。

フリードの警告音一覧と意味

フリードの警告音一覧と意味
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フリードには、盗難防止用のセキュリティアラーム以外にも、ドライバーに様々な情報を伝え、安全運転を支援するための警告音(ブザー音やチャイム音)が数多く搭載されています。これらはホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」の重要な機能の一部であり、その意味を正しく理解しておくことが、より安全なドライブにつながります。

代表的な警告音とその作動状況を一覧で確認してみましょう。

フリードの主な警告音と作動状況(Honda SENSING関連)

警告音の種類意味・作動する状況
セキュリティアラーム施錠中に不正な方法でドアやボンネットが開けられたと判断したとき。盗難防止が目的。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)警告音前方の車両や歩行者との衝突の危険性が高まった際に鳴動。システムが自動ブレーキを作動させる準備に入った合図でもある。
パーキングセンサーシステム警告音車庫入れや縦列駐車の際に、車体のコーナーにあるセンサーが壁などの障害物を検知。障害物との距離に応じて断続音から連続音に変化する。
後方誤発進抑制機能警告音停車中または約10km/h以下での後退時に、真後ろの障害物を検知。その状態でアクセルペダルを強く踏み込むと、急発進を抑制すると同時に警告。
車線逸脱警報音約60km/h以上で走行中に、方向指示器(ウインカー)を出さずに車線をはみ出しそうになった場合に警告。
先行車発進お知らせ機能チャイム停車中に、前の車が発進したにもかかわらず自車が停止し続けた場合に、優しいチャイム音で知らせてくれる。

※グレードやメーカーオプションの装着状況、年式によって機能の有無や作動条件が異なります。詳しくは車両の取扱説明書をご確認ください。

これらの警告音が鳴った際は、音だけでなく、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイに表示される警告メッセージも併せて確認することが重要です。何に対する警告なのかを正しく理解し、冷静かつ適切に対応しましょう。

フリードの盗難防止システムの解除方法

フリードの盗難防止システムの解除方法
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フリードに搭載されている盗難防止システム(セキュリティアラームやイモビライザー)は、非常に高度なものですが、所有者が日常的にその解除を意識する必要はほとんどありません。なぜなら、システムが自動的に警戒と解除を切り替えてくれるからです。

基本的な解除方法は、これ以上なくシンプルです。正規登録されたスマートキーを携帯した状態で車に近づき、ドアハンドルに触れるか、スマートキーの「解錠」ボタンを押す。たったこれだけの操作です。スマートキーから発信される微弱な電波を車載の受信機がキャッチし、正規の所有者であると認証することで、セキュリティアラームとイモビライザーの両方が同時に解除(待機)状態に移行します。

緊急時!メカニカルキー使用時の注意点

スマートキーの電池が完全に切れてしまった場合など、緊急時にはスマートキーに内蔵されているメカニカルキー(物理的な鍵)を使って運転席のドアを解錠します。しかし、この方法は車両側から見れば「正規の電子認証プロセスを経ていない解錠」と判断されるため、高い確率でセキュリティアラームが作動します。

警報が鳴り響いても慌てる必要はありません。車内に乗り込み、ブレーキペダルを踏みながら、スマートキー本体のHマーク側をエンジンスタートボタンに接触させてください。ピッという音が鳴ったら、そのままボタンを押せばエンジンが始動し、アラームも停止します。これは、キーの電池がなくても内部のICチップ情報を車両が直接読み取るための緊急機能です。

このように、普段通りスマートキーが機能している限り、盗難防止システムの解除について特別な操作や知識は一切不要です。万が一の時の対処法だけ、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

ホンダの盗難防止システムはどうやって解除する?

ホンダの盗難防止システムはどうやって解除する?
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前述のフリードの例と同様に、近年のホンダ車に搭載されている盗難防止システムの解除方法は、スマートキーによる正規の電子認証プロセスが基本となります。これは単なるオン・オフのスイッチではなく、車両全体の様々な状態と連動して安全を見守る、統合的なセキュリティシステムと考えるのが適切です。

システム全体の概念と基本動作

ホンダのセキュリティシステムは、スマートキーで施錠することで自動的に「警戒モード」に入ります。このモードでは、不正な侵入や始動を常に監視しています。そして、正規のスマートキーによって解錠されると、システムは「待機モード」に移行し、ユーザーが安心して車を操作できるようになります。

ホンダ車におけるセキュリティ解除の基本フロー

  1. 正規キーによる解錠:スマートキーのボタン操作、またはキーを携帯してドアハンドルに触れることでドアロックが解除されます。この瞬間に、まずセキュリティアラームの警戒モードが解除されます。
  2. 車内でのキー認証とエンジン始動:車内に乗り込み、システムが車内にあるスマートキーを検知すると、イモビライザーが解除されます。これにより、エンジンスタートボタンを押してエンジンを始動させることが可能になります。

バッテリー上がりなどのトラブルシューティング

もし車両のバッテリーが上がってしまい、その後ジャンプスターターなどで復旧させた際に、突然警報が鳴り出すことがあります。これは、一時的にシステムへの電力供給が途絶えた後、通電が再開されたことでシステムがリセットされ、自己診断機能の一環として警報を発しているケースが多く、必ずしも故障ではありません。この場合も、スマートキーで一度施錠・解錠の操作を行うことで通常は収まります。

もし、バッテリーを交換してもアラームの誤作動が頻発する、スマートキーを認識しにくいといった症状が続く場合は、自分で解決しようとせず、速やかにホンダの正規ディーラーに相談しましょう。ディーラーには専用の診断機があり、電子システムのエラーコードを読み取ることで、我々では分からない原因を突き止めてくれます。専門家に任せるのが、最も安全で確実な方法です。

総括:フリードの盗難率と必要な対策

、最後に重要なポイントをまとめておきましょう。

  • フリードの盗難率は主要な盗難車ランキングでは上位に入らず比較的低い
  • しかし警察庁の統計では車両盗難件数自体が増加傾向にあり油断は禁物
  • 特に新型モデルは発売から数年間は窃盗団のターゲットになりやすい
  • 盗難が最も多発する危険な時間帯は人目につかない深夜22時から翌朝9時
  • ホンダ車の中では海外需要の高いヴェゼルやシビックなどが特に狙われやすい
  • 2024年以降の新型フリードは全車にイモビライザーとアラームを標準装備
  • しかしCANインベーダー等の最新手口には標準セキュリティだけでは不十分な場合がある
  • 標準アラームは誤作動の煩わしさから敬遠されることもあるが車上荒らしには有効
  • アラームの誤作動は半ドアやバッテリー電圧の不安定化が主な原因
  • 万が一警報が鳴ってもスマートキーの解錠ボタンを押せばほとんどの場合停止する
  • 盗難防止システムの解除はスマートキーでのドア解錠が基本であり特別な操作は不要
  • 電池切れ等で物理キーを使うと警報が鳴るがエンジン始動で停止できる
  • 現代の盗難対策は電子セキュリティと物理的対策の組み合わせが最強の防御策
  • 犯人に「時間がかかる」と思わせるハンドルロックやタイヤロックは視覚的効果も絶大
  • 自宅駐車場でのリレーアタック対策としてスマートキーは電波遮断ポーチで保管する

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